大学デビューを夢みてダイエット

私が最初にモテを意識したのは、大学生になったときでした。
それまでは田舎の高校に通っていて、少し派手目な格好をしただけで注目の的、生徒指導の先生に怒られるというような世界で過ごしていました。おしゃれをしたり異性の目を気にするということに縁がなかったんです。

都会の女性はスラッしていてキレイ!

ところが、高校を卒業して都会に来てみたら、同級生の女子たちはみんなスラッと痩せていておしゃれ。
メイクも上手で髪型もあか抜けている。
明らかに田舎娘という感じの芋っぽい女は、私くらいのものだったんです。

それに大きなショックを受けた私は、猛烈なダイエットを始めました。
一人暮らしを始めたこともあって、食べるものも一日のスケジュールも自分で管理できるということが、私にとってはダイエット成功の追い風になりました。

ダイエット開始

朝昼晩としっかりカロリー計算をして食事を自炊。
通学前と帰宅後には運動。
もちろん急にジョギング等をしようものなら膝がおかしくなるのは目に見えていましたので、まずはゆっくりとしたウォーキングから始めました。地元民ではない私にとって、このウォーキングは探検のようなもので、新鮮な風景ばかりだからこそ続けられたのかもしれません。

周りの態度に変化が見え始めたのは、5キロほど痩せたときのことでした。
同じ学科の男子から初めて話しかけられたんです。
どちらかというとチャラい感じの人でしたし「○○さん、ものすごく痩せたよね?失恋でもしたの?」という大変失礼なセリフをもらいましたが、やっと異性の視界に入ったんだという気がしました。

その後、1年かかりましたがさらに10キロ落として美容体重になった後は、同級生の女子たちに協力を求め、メイクの仕方や洋服の選び方について教えてもらいました。

モテ期がきました!

そうこうするうちに大学では所属するゼミを選ぶ時期になっていたんです。
驚いたのが、同級生の女子だけでなく男子からも、どこのゼミに入るのかを何度も確認されたことです。
その中のひとりは「○○さんが○○ゼミなら俺もそうすればよかった!」とまで言ってもらえて、これがモテるということか?!?!と感動しました。

その後、その男子とお付き合いをすることになりましたが、卒業後に自然消滅。
私は社会人生活があまりにつらくてストレスで再度太ってしまい……
それ以降「モテ」という言葉とは無縁です。

幸い、「痩せない方がいい」と言ってくれる彼と出会い結婚しましたが、学生時代に一度モテるという経験をしておいたことはよかったなと今でも感じています。